一日不安9本目

2018年11月27日

ごめんよ坊ちゃん

さて。こちら北関東は
中学受験はまあ、まれな方(だと思う)。

首都圏ほど、私立神話はないし
いまだ、高校にいたっては、県立のトップこそがトップ。
私立の、どれだけいいコースでも、そこは私立。
お金がかかるんだったら県立のほうがいいじゃん?という
昔からの意識が色濃く残っている気がする。

で、坊ちゃん。

去年、お嬢さんは 一年間勉強をがんばって
自分で行きたいと決めた学校に入った。

内申点のことを考えると 小4とか5年から塾に入るんでしょうが
ラッキーなことに、お嬢さんは口八丁手八丁(^_^;)で
内申点は悪くなかったので
地元の中学で充分じゃん、
無駄にお金と時間をかけたくないじゃん、という母としては
塾は小6からで充分だし、落ちて地元公立で全然ノープロブレム、と思っていたのだ。

が、なんのまちがいか お嬢さんは見事 自分の行きたい場所へ行くことに。


さて。勉強大嫌いの坊ちゃん。キミがそこに入ったら不幸でしかない。
と思い
坊ちゃんにも意志確認をして、塾には行きたくない、勉強もしたくない
ならば そのまま地元公立に進学でいいよね?と納得していたはずだった。

が。
ここ最近、よそのママたちから 立て続けに
「ねーねー、坊ちゃんやっぱり受けるのー?」

「受けないっていってたのに、受けるのねー」

は?何の話?受けませんけど?

何かおかしい、と思って確認すると
どうやら坊ちゃん本人が 受験すると友達に言って回っていたらしいのだ。

って!
何にも準備してないじゃん。進路調査票も 地元公立で出してるじゃん
願書なんて取り寄せてないし、担任に内申書記入も依頼してないじゃん!!

どうした坊ちゃん。

・・・
本当は受けたかった?

なんだかとっても申し訳なくなった。

ごめんよ坊ちゃん。キミは受けたかったのか?
お姉ちゃんと同じ学校に行きたかった?

でもさ、勉強きらいなら、そこに入学してもお互い不幸だよ?

テストテストテストで
勉強勉強勉強だ。

何がたのしい?

地元公立で、のびのび部活、のびのびエンジョイ中学生活!
そして高校から 自分の行きたい進路を決めて向かうべき、と思うのだ。

今から何をどうがんばっても
・・・ごめんよ、正直いって その内申点では受からん。
たとえペーパーテストで満点をとっても
作文と面接で満点をとっても
内申点で 大きく差をつけられて はしにもボーにも・・・

そんな、母の「キミは勉強不足だからどこにも受からん」というのが
伝わっちゃて ずっと傷つけていたのかな。


ごめんよ坊ちゃん。
ごめん、ごめんよ。

とはいえ、実際にじゃあ受験したとして

きっと、あまりにも問題がわからなさすぎて がっかりすることだろう。
きっと、傷つくよ。「え、なにこの問題。一問も解けない」てな具合に。

だって国語算数理科社会じゃないから。

SPI試験みたいな問題、わからんよ。
母にはちんぷんかんぷんだ(^_^;)

適性検査対策をしていないと、あんなもん、解けたもんじゃない。



昔は、大学はいっといたほうが、なんて思っていたけれど
今はなんとなく違う。
自分のやりたい道に進めばいいと思ってしまう。
それはきっと、教育学部にいったのに、先生の道なんて ひとつも目指さなかった自分がいるからだ。

4年間、お金を無駄にしてごめんなさいだ。
かけがえのない「人」という財産にめぐりあえたことは ほんとーに幸せだったけれど。

m1k2jakmkkm at 22:09│Comments(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
一日不安9本目